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【導入事例】見やすくて早い!業務効率化に大きく貢献 〜春秋航空日本株式会社様

ARVI を導入いただいている 春秋航空日本株式会社(SPRING JAPAN)運航管理部・中村 開さんにお話を伺いました。

中村 開さん

ARVI導入によって得られたソリューションポイント

●運航管理:空港における現況の急激な悪化など、以前は電文を逐一見ておく必要があったが、ARVIにより可視化されているので状況をすぐに把握できるようになった。
●乗務員:出頭時のPCでのブリーフィング以降はiPad等の携帯端末しかないため、コクピットで気象情報を確認するには手間を要していたが、一目で確認できるソフトウェアの導入により、確認漏れがなく安全運航につながる。

■ARVIを導入された背景について教えてください

運航規模の拡大とともに気象情報、特にPIREP情報をわかりやすく可視化できるソフトウェアを求めていました。便数が増えて1便あたりに割ける時間が短くなり、エコーやPIREPの情報を飛行中の便にどのようにして効率よく伝えるか等々、フライトサポートに関わる課題の解決策を模索していたんです。
業務の性質上、効率とスピードが求められており、情報収集・確認・判断・伝達までの時間は1秒も無駄にできません。ですが、運航管理業務の経験年数が少ないと特にPIREPについては、確認フローに結構時間がかかるんです。PIREPはパイロットから求められる頻度の高い情報ですので、視覚的にわかりやすく表示されていれば情報収集も効率的ですし、そういった画期的なシステムがあれば導入したいと検討を進めていました。
ARVIを知る前は気象情報を可視化できるソフトウェアは気象会社提供のものを利用するか、航空会社が独自で作るしかありませんでしたので、他の選択肢があることを知ってどんなものが見てみたいと思ったんです。

■一目で必要な情報が確認できることのメリットは大きい

我々が使っている気象情報は文字(電文)で入ってきますので、文字情報を読み取って、頭の中で変換して天気の状態を視る(みる)という手順をふまなくてはなりません。電文情報を上から下まで読み、天気図の確認をして低気圧や高気圧の動きを見て大気の全体の流れを把握し、衛星写真で雲の様子を確認します。さらに雨雲は?レーダーエコーは? エコートップの高さは? ・・・こうしていくつも画面を開いて同時に見ることになります。その点においてARVIは知りたい情報が一枚絵で確認できる(可視化されている)ので、確認必須の情報が多い我々にとっては、全てが一瞬でわかるのはとてもありがたいですね。以前は2〜3分かかっていた作業も、ARVIはクリックさえすればよいので10秒程度で完了できます。結果、業務の効率化が図られ、その分確保できた時間を勉強するために充てることもできています。

■とにかく「早い」ことがポイント・動作が早くてイライラしない

先出のように複数の情報を同じ画面で同時に見られるとなると、大抵の場合はデバイスの動作がもっさりと重く、表示に時間がかかるなど、遅くてもどかしい思いをさせられがちですが、ARVIは本当に動きがスムーズでサクサクと表示されるのが良いですね。
エコーの表示も気持ち良いくらい早く、とにかく時間のない中で情報を伝えなくてはならない場面でこのスピード感はかなりありがたいです。
また、パソコン環境を前提としているのではなく、最近機内でも使っているiPadのようなデバイスでもササッと色々な情報にアクセスできるのは、とても大きなメリットだと感じます。

■パイロットとのやり取りにも大いに期待が持てる

「○○空港の雨雲の動きはどうなっているか?」「雷で利用不可の空港があるとすれば、いつ頃抜けるか?」など、パイロットから求められる情報について、現状は全て地上にいる我々を通してしか確認することができていません。人を介さないと情報が得られない、というもどかしさが多分にあるんです。
これらの情報は、それを求めているパイロット自身が直接確認できた方が、圧倒的に早いですし確実です。今後はコクピットでWi-Fiが使えるようになり、パイロットが自分の目で情報を確認して飛ぶ、というスタイルが主流になってくると思います。ただ、航空機上のWi-Fiは回線が細いのがネックで、制限のあるなかでいかに多くの必要な情報を十分に得ることができるか?というところが重視されます。そういう面で、実際に使ってみた感じとしてARVIには大きな期待が寄せられます。
ARVI導入によって「そもそもアクセスしようと思わなかった情報にもたくさんアクセスできるようになって助かっている」「ARVIは革新的」と感じているパイロットは多いと思います。

■優れたUI/UX。可視化の得意なARVIの今後に期待

たくさんの情報をぱっと確認できる、という点では他のシステムでも可能かもしれませんが、ARVIは「見やすい」ことも特徴の一つで、わかりやすくて便利だなと感じる瞬間が多いです。以前のデータですと、雨のエコーやエコートップなどが粗くて使いづらかったのですが、ARVIはきれいに表示されるので、情報も伝えやすいです。他にも助かっていることを挙げると細かい話になりますが、断面図のわかりやすさなど可視化技術に優れていることでしょうか。とにかく早く・見やすく・わかりやすい、だから使いやすい。これからどんどん、業界全体として進化・変化していく情報についても、引き続き対応していただけると嬉しいですね。今後も大いに期待しています!

ARVI の得意分野が実務で役にたっているという声を聞けてとても嬉しく励みになりました。中村さん、ありがとうございました。


今回お話を伺ったのは・・・
春秋航空日本株式会社(SPRING JAPAN)

SPRING JAPANはロゴマークである経営理念の3S(安全Safety・誠意Sincerity・笑顔Smile)のもと、より多くのお客さまへ安全・安心かつお求めやすい価格を提供するために、中国最大のLCC春秋航空の運営会社である春秋航空股份有限公司の出資を受け、2012年9月に発足。
成田空港を拠点とし、現在はB737-800型機6機体制、国内外10都市に運航しております。SPRING JAPANはお客さまと共に常に飛躍し続けるLCCでありたいと考えています。単なる航空会社ではなく、「ココロ躍る空の旅づくり」を支援するLCCに進化し続けます。

SPRING JAPANはおかげさまで2020年8月1日に就航6周年を迎えました。

現在では新型コロナウイルスの感染拡大に対し、すべてのお客様に安心してご利用いただくため、ロゴマークである経営理念3Sにちなみ、環境衛生対策「3S PROTECTION」を推進し、感染症予防策を徹底して実施しております。

新しい日常、新しい旅のカタチ、SPRING JAPANが「3S PROTECTION」でサポートし続けてまいります。変わらぬ快適さ、変わらぬ思い、SPRING JAPANがいつもの笑顔でお客様に安全・安心なフライトをお届けし、お客様の「ココロ躍る空の旅」をサポートいたします。

SPRING JAPANは運航便の全面再開に向けて、より一層励んでまいります。そしてこれからも安全・安心な環境づくりを第一に、常に衛生対策の取り組み強化を追求、改善しながら新しい空の旅のカタチを実現・提供してまいります。

取材協力・写真提供:春秋航空日本株式会社